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5月 19, 2010 / part2style

リビドー

“実に不思議なことだが、音楽には異性同士を結びつけるセクシャルな魔力のようなものが確実に存在する。おれは音楽製作過程で迷ったら常にそこに立ち戻って考えることにしている、すなわち「ヤレるかヤレないか」である”

これはTwitterに高木壮太氏がPOSTした言葉だが、かなり核心を突いているように思う。

音楽製作のみならず、たいていの物事に対するモチベーションは結局のところ「モテたい」程度の性欲に帰結する。 …ことが往々にしてある。

かといってそれは決して恥じるようなことではなく、生に対するひとつの欲動の表れ方であって、要はそれを昇華できる否かではないだろうか。

しかしこの「昇華」というのがやっかいなステップで、「生」をどの方向に、どんな形でアウトプットするのか。また、どう外界からインプットして消化するのか。

そういったことを試行錯誤しながら学び、経験という糧とし、また時には壊され、連なり、ループしていく。

これ以上に美しいものはこの世にない。

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